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大阪転勤が不安なあなたに、僕の体験談を語ります。

大阪
こんにちは!「SHUN BLOG」を運営しているしゅん(@a1_shun)です。本業は都内でWebマーケターをやっています。

 

大阪への転勤が決まったけど、色々と不安。自分と同じような境遇の人いないかな?

 

こんなお悩みを、解決していきます。

 

本記事の内容

・大阪に住む5つのメリット

・大阪に住む4つのデメリット

本記事の信頼性

この記事を書いている僕は、大阪への転勤を経験しています。身をもって感じたことをお届けするので、これから大阪での暮らしが待ち受けている人は参考にしてみてください。

 

この記事は、これから大阪に転勤するあなたに向けて、当時の僕が感じていた不安や葛藤を共有するために書きました。

 

実際に2年もの大阪暮らしを経験した僕だからこそ、今伝えられることがあると思っています。

 

この記事を読んで、あなたの大阪ライフが少しでも豊かになれば幸いです。

 

「大阪に転勤」そう言われた時の僕の心境

握手

 

当時勤めていた会社に新卒で入社して、ちょうど2年が経ったころ。上司から呼び出された僕は、突然の「大阪営業所への異動」に言葉を失ってしまいました。

 

数秒経ってようやく自我を取り戻し、冷静に思考を開始します。

 

この人なに言ってるの、急すぎるだろ。大阪に知り合いなんていないし、そもそも一人暮らしすらしたことない。てか家族とか友達に会えなくなるじゃん、どうしてくれるんだよ。

 

走馬灯のように今までの記憶が頭の中をぐるんぐるん飛び回って、これからどうすればいいのか懸命に考えました。

 

思考の整理が追いつく間もなく、上司がにっこり笑って手を差し出し、「期待してる、がんばれよ」と僕に言いました。

 

僕もこたえるよう手を差し出し、上司と握手をしました。そして、心の中で呟きました。

 

「...やかましいわ」と。

 

結局サラリーマンという生き物は、会社の売上を伸ばすためだけの存在なのだと改めて実感した瞬間でした。大阪に行けといわれたら、もはや黙って従うしかないんです。

 

僕はその夜、とにかくネットで大阪転勤の体験談を検索しまくりました。きっと気休めでもいいから、自分と同じような境遇の人を探していたんだと思います。

 

僕はなにがなにやらわからぬまま家族と友人、そして彼女に転勤の事実を伝えました。ちなみに当時、彼女とは付き合ってまだ半年も経っていないぐらい。

 

取り憑かれたように何日も転勤のことを考えていたある日、とある心境の変化がありました。

 

大阪に行くことを拒んでいる反面、人生が大きく変わるきっかけになればいいなと思っている自分がいることに気がついたのです。

 

6月下旬、すでに夏を感じさせる初夏の季節に、僕は大阪にいく決意をしました。

 

大阪で暮らす5つのメリット

大阪城

 

大阪で借りるマンションを日帰りで契約して、ついでに大阪営業所の人たちへの挨拶も済ませました。

 

よくよく考えたら日帰りでマンション借りてこいってそれはちょっと...

 

いざ大阪で暮らし始めると、思いがけないメリットがありました。

 

 大阪で暮らす5つのメリット

メリット①:家賃が安い

メリット②:東京都比べて電車が空いている

メリット③:通勤時間が短い

メリット④:得意先の人にかわいがってもらえる

メリット⑤:知人が遊びに来たときにおもてなしがしやすい

 

順番に解説していきます。

 

メリット①:家賃が安い

 

まず家賃についてですが、東京と比較して安い傾向にあります。

 

転勤の場合、会社側が家賃の何割かを負担してくれるケースが多いので、かなり安く住めるはずですよ。

 

とにかく貯金したいという気持ちが強い人は、大阪で一人暮らしして貯金しまくりましょう!

 

下の写真は、僕が実際に住んでいた新築のマンションです。

 

自宅

 

最寄り駅まで徒歩4分、1LDK、オートロック、宅配ボックスあり、室内乾燥機付き、都市ガス、インターネット対応、バストイレ別、9階建ての7階などなど。

 

一人暮らしにしては十分すぎる環境ですね。この条件で、家賃は7万円台でした。

 

よくこんな好条件の物件を発掘したなと我ながら感心します。東京だったら、この価格でこの物件は見つけることは難しかったはず。

 

ちなみに、僕の住んでいたエリアは大阪城の近くで、神のような住み心地でした。

 

友人や彼女が遊びに来てくれたときは、歩いて大阪城公園まで行ってビール片手に桜を見る、なんてことも気軽にできて楽しかったです。

 

新大阪駅にも乗り換え一回の所要時間30分ほどで到着しますので、正直文句のつけどころがなかったです。

 

また機会があったら暮らしたいと思えるほど良質な環境に、僕は満足していました。

 

メリット②:東京と比べて電車が空いている

 

僕は緑橋駅から、荒本という駅まで電車通勤していました。ちなみに奈良方面です。

 

さすがに通勤ラッシュの時間帯に余裕で席に座れることはないですが、パーソナルスペースは確保できました。

 

パーソナルスペースとは、他人に近づかれると不快に感じる空間のことです。

 

ただし、阪急など路線によっては乗車率130%だったりするみたいなので、注意してくださいね。

 

メリット③:通勤時間が短い

 

僕がまだ東京にいて自宅から渋谷区まで通勤しているとき、片道で1時間以上かかっていました。

 

しかし、大阪へ転勤となり会社から近い場所にマンションを借りることで、通勤時間は15分に短縮されました

 

通勤は毎日することなので、あまりにも大きな恩恵でした

 

これは家賃が安い大阪ならではの贅沢です。わりと好きなところに住めると思うので、通勤時間は転勤前と比べると断然短くなるはずですよ。

 

これから大阪に転勤するなら、勤務地の近くにマンションを借りることをオススメします。

 

メリット④:得意先の人にかわいがってもらえる

 

主に麻雀でしたが、仕事終わりや土日など多くの時間を共有するほど仲良くなりました。

 

和歌山に釣りにいくこともあったりして、このまま一生大阪で暮らしたいって思えるほど楽しかったです。

 

大阪には東京から転勤してきた人もたくさんいるので、同じ境遇の人たちでコミュニティをつくっても楽しいと思いますよ。

 

メリット⑤:知人が遊びに来てくれたときにおもてなししやすい

 

個人的に推したい一番のメリットです。

 

大阪は少し車を走らせれば京都、奈良、和歌山、神戸など遊んでも遊び足りないほど魅力的な街がたくさんあります。

 

僕の土日の過ごし方の例としては、下記の通り。

 

  • 京都、奈良に行き、懐かしの修学旅行コースを回る
  • ラーメンを食べに和歌山までドライブして、帰りに釣りをする
  • 京都の料亭まで行き、2人で10万近くするスッポン鍋を食べる
  • 神戸までドライブしてアウトレットで買い物。そのあとに中華街や神戸港をぶらぶらして、有馬温泉に浸かりにいく

 

みたいな感じで、本当にバラエティ豊かな過ごし方があります。

 

お出かけして帰ってきてからも大阪城公園まで夜の散歩をしたり、近所の居酒屋で一日を通して楽しかったことをお話ししたり。

 

また、大阪で暮らしていると文化として馴染んでしまう「たこ焼き」や「道頓堀」も、客人としては珍しいものです。

 

お客さんが来たときは、遊びのプランを考えて喜ばせてあげましょう!

 

大阪で暮らす3つのデメリット

通勤

 

大阪転勤は思いがけずメリットがたくさんあり、転勤してよかったと心から感じました。

 

東京にいた大嫌いな上司の顔を見なくても済むので、一生大阪でいいよと本気で思ったものです

 

ですが、大阪で暮らすデメリットを感じなかったわけではありません。

 

こちらも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

 大阪で暮らす3つのデメリット

デメリット①:会いたい人にすぐ会えない

デメリット②:帰省して大阪に帰るとき、メンタルがやられる

デメリット③:自分の将来が不安になる

 

順番に解説していきます。

 

デメリット①:会いたい人にすぐ会えない

 

今まで頻繁に会っていた家族や友人、恋人と会う回数は極端に減ることになります。

 

家族や友人は別として、恋人との関係性は一度考え直す必要があるかもしれませんね。

 

僕の場合、恋人が定期的に大阪へ来てくれたのでとても嬉しかったですし、なんとか遠距離を乗り越えることができて感謝しています。

 

ちなみに大阪営業所で会った上司は東京に家族を残して、大阪に転勤してきたと言っていました。

 

これ、普通に考えて嫌ですよね。

 

僕なんてまだ独身だったからマシかもしれませんが、家族がいるのにもかかわらず、ひとり大阪に行くことになった上司の気持ちを考えるとやるせなくなります。

 

家族との大切な生活を犠牲にしてまで、大阪に転勤する価値があったのでしょうか?

 

僕には理解できなかったし、理解したいとも思いませんでした。

 

ただひとつ言えるのは、会社に依存して生きている以上はこんな人生を送ることになるんだなということぐらいです。

 

デメリット②:帰省してまた大阪に帰るとき、メンタルがやられる

 

GWや年末年始のタイミングでは欠かすことなく東京に帰省していましたが、大阪に帰る新幹線の中では毎度のように憂鬱な気持ちになっていました。

 

大阪になんか帰りたくない...

 

もうほんとメンヘラ状態でした。

 

ただでさえ連休最終日なんて憂鬱なのに、大阪に戻らないといけないという事実が重くのしかかってきました。

 

とはいえ、実際に大阪のマンションに到着すると「我が家に帰ってきたー!」となるので不思議です。

 

大阪暮らしが半年にもなると、こういった心境の変化が現れてくるんだなと思いました。

 

デメリット③:自分の将来が不安になる

 

上司の命令に従うがまま大阪へ転勤してきた僕でしたが、1年が過ぎたあたりでふと思いました。

 

自分の人生、こんな感じでいいのかな...

 

それは会社に対する不満ではなく、自分に対する不満、疑問でした。

 

なぜ自分は大阪にいるのか、それは上司の命令で転勤してきたからです。

 

でもよくよく考えれば、転勤が嫌なら断ってしまうか、会社をやめればいいだけの話。

 

では、なぜそうしなかったのか。自分に選択肢がなかったからです。ただ上司の命令に従い、大阪へ転勤する以外に道がありませんでした。

 

自分にもっとスキルがあれば。今すぐ転職しても、困らないような武器があれば。そんな風に考えることが多くなりました。

 

もしあのとき会社を辞めていなかったら、次は札幌、次は福岡。なんてこともあったかもしれません。そんな人生を想像するだけで鳥肌が立ちました。

 

気がつけば僕は会社を退職して東京に戻り、人生を変えることを決意しました。

 

その後どうなったのかは、この記事の最後で。

 

転勤する前に、将来のビジョンを考えておこう

転勤する前に、将来のビジョンを考えておこう

 

ここまでの内容で、転勤先での暮らしが少しはイメージできたでしょうか。

 

大阪転勤はこれまでの生活がガラリと変化することになるので、自分を見つめなおすいい機会になるかもしれませんね。

 

これから転勤するあなたにひとつアドバイスをするとしたら、「将来のビジョンを考えておこう」です。

 

転勤して向こうでの生活に慣れてしまえば、そのあとは地元で暮らしていたときと同じように、あっという間に時は流れていきます。

 

これを会社に依存しているという他に何があるでしょうか。

 

この記事を見てくれたあなたには、転勤というこのタイミングで人生を変える行動をとってほしいなと思います。

 

簡単に言えば、転勤する前にはなかったスキルを身につけようということです。

 

ちなみに会社を退職して大阪に別れを告げた僕はといえば、東京のプログラミングスクールでITの基礎を学び、今はWebマーケターとして働いています。

 

ITやマーケティングスキルを身につけることが、今の時代にもっとも順応したキャリア形成だと確信したからです。

 

転勤先で孤独な生活を送りながらでも、ブログをはじめてみたりプログラミングを学習したりと成長するための時間はたっぷりあるはずです。

 

次また、どこに飛ばされるかもわからない会社に依存するのではなく、人生における選択肢を自ら選べるようにスキルを身につけておく努力をしましょう。

 

あなたの大阪転勤が少しでも有意義なものになるよう、陰ながら応援しています。

    • この記事を書いた人

    しゅん

    『気軽にノウハウが身につくブログ』をテーマに、初心者の方でも楽しく学べるマーケティング・ブログノウハウをお届けします。 本業は都内でWebマーケター。主にメディア運営やライティング、プロダクトをマーケティングの側面から支えています。

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