成果を出してるブロガーはどうやって記事を書いてるの?
こんなお悩みを、解決していきます。
本記事の内容
・ブログの全体像を理解しよう【読者の行動】
・【必須】ブログ記事を書き始める前の事前準備
・ブログ記事の書き方テンプレート
本記事の信頼性
現役のWebマーケター兼、副業ブロガーとして活動している僕が、ブログの書き方テンプレートをご用意しました。
本記事では、ブログ記事を効率的に書いていくためのテンプレートをご紹介します。
とはいえ、テンプレートを活用してもブログに対する理解が浅かったり、準備を疎かにしていると成果を得ることができません。
本記事を最後まで読めば、ブログの全体像を理解したうえで記事を書けるようになり、作業効率が爆伸びするはずです。
それでは、さっそくいきましょう!
目次
ブログの全体像を理解しよう【読者の行動】
まずはじめに、ブログの全体像【読者の行動】を理解しましょう。
ちなみに読者の行動としては、
- Google検索する
- 記事をクリックする
- 記事(リード文、本文、まとめの順)を読む
- 次のアクションをとる
基本的に、この順番です。
上記を分解するとさらにわかりやすいので、少し深掘りして解説します。
記事と出会う瞬間
読者は、自分の悩みを解決するためにGoogle検索して、表示された記事をクリックします。
そもそも、ここでクリックされないと意味がないわけでして、「タイトル」と「メタディスクリプション」で読者を惹きつける必要があります。
タイトルとメタディスクリプション(記事の内容を要約したもの)が読者に刺さる内容であれば、クリック率を上げることができるわけですね。
本記事の後半で、タイトルとメタディスクリプションのテンプレートをご用意してます。
記事のことを知る段階
読者がサイトに訪れたあとは、上図のように上から順に記事を読んでいきます。
ここで覚えておきたいポイントとして、「リード文」「本文」「まとめ」はそれぞれ役割が異なるということ。
- リード文:読者を惹きつけて、本文を読んでもらう
- 本文:読者の悩みや問題を解決する
- まとめ:読者に次のアクションをとってもらう(例:商品・サービス購入)
こんな感じですね。
好きな人と出会って結婚に至るまでの流れをイメージするとわかりやすいのですが、なにか違和感があったりすると別れる(読者の離脱)原因になります。
【必須】ブログ記事を書き始める前の準備
ブログの全体像を理解できたら、次は記事を書き始める前の準備をしていきましょう。
ブログ記事を書くのと同じぐらい重要なポイントなので、それぞれ詳しく解説していきます。
【必須】ブログ記事を書き始める前の準備
その①:キーワード選定を行う
その②:読者の検索意図を理解する
その③:記事内容の情報をリサーチする
その①:キーワード選定を行う
SEOの超基本ですが、どんなキーワードで記事を書くのか決める必要があります。
なぜなら、自分の好きなことを書いてもGoogleに評価されないどころか、読者にとって有益な内容にならないからですね。
【SEO対策】キーワード選定の方法と検索ボリュームの調べ方を徹底解説
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その②:読者の検索意図を明確にする
読者の検索意図とは、言い換えると「読者の抱えている悩みや問題」となります。
例えば、「断食 始め方」で検索する読者の検索意図は、「断食ダイエットを始めたい」であると推測できますよね。
ちなみに読者の検索意図は、4つに分類して考えるとわかりやすいです。
4つのクエリ【読者の検索意図】
Knowクエリ:知りたい(「〜とは」)
Doクエリ:行動したい(「〜の始め方」)
Goクエリ:行きたい(「ダイエット ジム 東京」)
Buyクエリ:買いたい(「ダイエット サプリ」)
先ほどの「断食 始め方」という例は、Doクエリに位置づけされます。
記事の本質は、読者の悩みや問題を解決することにあります。検索意図を理解することで、読者の悩みを高い精度で解決できるようになりますよ。
その③:記事内容の情報をリサーチする
ここまできたら、記事になにを書く(どんなコンテンツを用意したら読者の悩みや問題を解決できるか)かを考えます。
難しいことはなにもなく、記事にするキーワードで実際にググって、競合サイトをリサーチすればOKです。
検索結果の上位に表示されている記事は「読者の悩みを解決できている」とGoogleが判断したのもなので、参考にしましょう。(まるパクリはNG)
以上で、ブログ記事を書く事前準備は整いました。
リード文の書き方
まずはじめに、リード文を書いていきます。
リード文は読者が離脱するか、読み進めるかを決める分岐点です。「この記事は有益でない」と判断されると離脱につながるので、とても重要ですよ。
リード文の書き方としては、
- 訪問してくれた読者にさいさつ
- 想定読者の悩みを言語化
- 読者の悩みを解決できる根拠を伝える(権威性)
- 本文の内容を要約して伝える
- 本文を読むことのベネフィットを伝える
の順番で構成していきます。
リード文のテンプレート
リード文の書き方をテンプレート化したものが、下記になります。
リード文のテンプレート
①:「こんにちは!○○ブログを運営している○○です。」(訪問してくれた読者にあいさつ)
↓
②:「○○ってなに?いろいろ調べてみたけど、いまいちわからない...。」(想定読者の悩みを言語化)
↓
③:「このブログを書いている僕は、○○のコンサルタントをしています。」(読者の悩みを解決できる根拠を伝える(権威性))
↓
④:「本記事では、専門擁用語が多くてわかりづらい◯◯について、初心者向けにわかりやすく解説していきます。」(本文の内容を要約して伝える)
↓
⑤:「最後まで読めば、○○について知れるだけでなく、仕事に活かせるようになるので評価されること間違いなしです。」(本文を読むことのベネフィットを伝える)
上記のテンプレートをそのまま使っても、自分好みにカスタマイズしてもOKです。
リード文の役割は「本文を読んでもらう」ことにあるので、そこを意識して書いてみてくださいね。
本文の書き方
本文の役割は、読者の検索意図を理解したうえで「悩みや問題を解決する」ことにあります。
また、本文の内容が充実していて読者に満足感を提供できると、まとめのタイミングなどで次の行動(別記事へのアクセス、商品を購入)にもつながります。
ちなみに、本文を書く前に見出しタグを作っておくと、「何を書こうかな」と悩むことなくスラスラ文章を書けるようになりますよ。
例えば、下図のようなイメージです。
h2タグ(大カテゴリ)h3(中カテゴリ)のイメージでして、この見出しの中に本文を書いていくことになります。
本文の書き方としては、
- Point(結論)
- Reason(理由、根拠)
- Example(具体例)
- Point(結論)
の順番で書くと、とてもカンタンに読みやすい文章にすることができます。(PREP法という文章構成のモデルです)
本文のテンプレート
PREP法を活用した本文のテンプレートが、下記になります。
本文のテンプレート
見出し:筋トレには、ホエイプロテインが効果的
Point(結論):筋トレの効果を高めたいなら、ホエイプロテインがオススメです。
Reason(理由、根拠):なぜなら、ホエイプロテインには筋肉の主成分となる「必須アミノ酸」や「BCAA」が含まれており、筋トレ後の筋肉修復に効果的だからです。
Example(具体例):僕自身、筋トレ後にホエイプロテインを愛飲するようになってから、徐々に体つきが変わって5kgの減量に成功しました。
Point(結論):ホエイプロテインを常備して、効果的に筋トレを行うようにしましょう。
このテンプレートを活用するとき、Reason(理由、根拠)の内容が薄くならないように注意しましょう。
例えば、「このダイエットサプリがとてもオススメです!なぜなら、僕がリサーチした限りではもっとも脂肪燃焼効果があるからです。」のような文章はNG。
読みやすい文章を書くの5つのコツ【Webライティングの基本】
読みやすい文章を書くためのコツについてもお伝えしておきます。
ひとつの文章を長くしない
ひとつの文章が長いと、可読性が悪くなり読者の離脱にもつながります。
短すぎてもよくないので、「40〜60字程度」を意識してライティングするようにしてみましょう。
接続詞の重複や多用を避ける
接続詞の重複や多用も、可読性が悪くなるので注意が必要です。
例えば、
近所に売っていたプロテインが、とても安かったのですが、30分悩んだうえで、まとめ買いをしました。ですが、税抜き表示だということを忘れていて、10%支払額が上がったので、損をした気分です。
といった文章は、
近所に売っていたプロテインが、とても安かったのでまとめ買いしました。ですが、税抜き表示だったので、支払額が上がって損した気分です。
のようにスッキリさせられます。
文末の重複を避ける
しっかり改行された文章でも、文末が重複すると読者に違和感を与えてしまいます。
例えば、
プロテインは、筋トレにとても効果的です。
僕も飲み始めたのですが、チョコ味が飲みやすくてオススメです。
さて、今日も筋トレです。
のような感じで文末表現が連続すると、小学生の作文のような文章になってしまいます。
文章は違和感なくスラスラ読み進めてもらうことが大切なので、こういった細かい表現にも気をつけるようにしましょう。
文章を装飾する
文章を装飾すると、重要なポイントなどを読者に伝えやすくなるのでオススメです。
太字やマーカー線、吹き出し、ボックスなどを活用して読みやすい文章を意識しましょう。
漢字とひらがなをバランスよく使用する
漢字3割、ひらがな7割(カタカナ0〜1割)の比率にすると、文章は格段に読みやすくなります。
Web媒体の記事は気軽に文字変換できるので、意識していないと漢字の割合が多くなってしまいます。
まとめの書き方
続いて、まとめの書き方をお伝えします。
まとめまで読み進めてくれた読者はアクティブな感情になっていることが多いので、行動喚起(別記事へアクセス、商品を購入)するのに絶好のタイミングです。
まとめの書き方としては、
- 記事の内容をおさらい
- 改めて、読者の悩みが解決できることを伝える
- 読者への行動喚起
- 読んで欲しい別記事のリンクやCVボタン
の順番で構成していきます。
まとめのテンプレート
まとめの書き方をテンプレート化したものが、下記になります。
まとめのテンプレート
①:「本記事では、○○について解説してきました。(記事の内容に応じてボリュームを考える)」(記事の内容のおさらい)
↓
②:「本記事でお伝えした内容を実践することで、スキルが爆伸びして会社でも評価されること間違いなしです。」(改めて、読者の悩みが解決できることを伝える)
↓
③:「○○についてもっと本格的に学びたいなら、○○パーフェクトスタディがおすすめですよ。」(読者への行動喚起)
↓
④:○○パーフェクトスタディについての解説記事や、LPのリンクを用意。(読んでほしい別記事のリンクやCVボタン)
マーケティング的な要素もあって覚えるのが大変かもしれませんが、テンプレートを活用すれば大丈夫です。
タイトルの決め方
タイトルは、読者が記事に出会って「読むかどうか判断する」重要な要素です。
また、検索順位を左右するSEO対策にもなります。記事の内容をタイトルで伝えられるとベストですよ。
タイトルの決め方としては、
- 検索キーワードをタイトルに含める
- タイトルは30文字以内にする
- 読者を惹きつけるワードを使う
といった基本をおさえればOK。
クリック率を上げるブログ記事のタイトルの決め方【簡単3ステップ】
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メタディスクリプションの書き方
メタディスクリプションは、検索結果の画面にタイトルと一緒に表示させる記事の要約みたいなもの。
読者はこの文章を見て、自分の悩みを解決できそうか判断します。
このような感じですね。
メタディスクリプションの書き方としては、
- 検索キーワードを入れる(なるべく左詰め)
- 記事に書かれていることを要約する
- 記事を読むと読者にどんなベネフィットがあるか伝える
- 文字数は120文字以内におさめる
をおさえればOKです。
メタディスクリプションのテンプレート
メタディスクリプションの書き方をテンプレート化したものが、下記になります。
メタディスクリプションのテンプレート
本記事では、○○の始め方を80枚の図解を使って解説します。初心者の方でも理解できる内容になっているので、ぜひ最後まで読んで○○を始めてみましょう。
もっとも重要なのは、「検索キーワードを入れる」こと。
文字数の制限もあるので意外に難しいのですが、しっかり対策するようにしましょう。
テンプレートを活用して効率的にブログを書こう!
本記事では、ブログの書き方をテンプレートつきでお伝えしました。
ここで少しおさらいしておきましょう。
記事と出会う瞬間
記事のことを知る段階
それぞれ役割が異なり、少し難しく感じるかもしれませんが、分解して理解すればとてもカンタンです。
また、テンプレートを活用することで、効率的にブログを書けるようになるので積極的に活用してくださいね。
今回は以上です。