読者にしっかり読まれるブログ記事の書き方を教えてほしい。
こんなお悩みを、解決していきます。
本記事の内容
・ブログ記事の書き方【全体像】
・ブログ記事の書き方3つの基本
・ブログ記事の書き方10つのコツ【読みやすい文章にする】
・ブログ記事の書き方に役立つ書籍を厳選紹介【3つ】
本記事の信頼性
現役のWebマーケター兼、副業ブロガーとして活動している僕が、ブログ記事の書き方を解説します。
本記事では、ブログ運営において超重要トピックである「記事の書き方」について解説していきます。
この記事を読んでいるほとんどの方は、ブログ記事の書き方について正しく学ぶ機会がこれまでなかったと思います。
ブログで記事を書くなら「SEO対策」と「読みやすい文章」が大事でして、今回はこの2つを重点的にお伝えします。
ぜひ最後まで読んで、読みやすいブログ記事の書き方を身につけてくださいね。
目次
ブログ記事の書き方【全体像】
実は、一言にブログ記事を書くといっても、やるべきことは色々あります。
とはいえ、下記の3つをおさえておけばひとまずOKです。
- SEOキーワード選定
- ブログの記事構成を作る
- ブログ記事を書く
今回は、「③:ブログ記事を書く」のなかでも「ブログ記事の書き方(ライティングの基本)」に要点をしぼってお伝えします。
SEOキーワード選定のやり方を理解できていない方は、以下の記事を参考にしてみてください。
【SEO対策】キーワード選定の方法と検索ボリュームの調べ方を徹底解説
続きを見る
また、ブログの記事構成の作り方については、以下の記事で解説しています。
【マネするだけ】ブログを効率化!記事構成の作り方を徹底解説
続きを見る
ブログ記事の書き方3つの基本
それでは、まずはじめにブログ記事の書き方3つの基本をお伝えします。
ブログ記事の書き方3つの基本
基本①:PREP法を活用する
基本②:見出しにはキーワードを含める
基本③:記事完成後のチェックを必ず行う
基本①:PREP法を活用する
PREP法とは、結論から書き始める文章構成モデルです。
具体的には、
- Point(結論)
- Reason(理由、根拠)
- Example(具体例)
- Point(結論)
この順番で文章を書いていくのですが、カンタンに読みやすいブログ記事にすることができます。
以下に例文をご用意しました。
PREP法を活用した文章例
見出し:もっとも痩せる運動はスクワット
Point(結論):スクワットを継続して行うことで、痩せることができます。
Reason(理由、根拠):全身の70%を占める下半身の筋肉を鍛えることで、痩せやすい体質にシフトするからです。
Example(具体例):実際に筆者がスクワットだけを1ヶ月継続した結果、3kgの減量に成功しています。
Point(結論):下半身を鍛えるスクワットをすれば、痩せることができるのです。
結論から書き始めることで、文章の内容を理解しやすくなるのがPREP法の特徴ですね。
注意したい点としては、理由や根拠が薄いと文章の説得力が一気になくなります。
基本②:見出しにはキーワードを含める
見出しにキーワードを含めることで、本文の構成がわかりやすくなります。
例えば、上図のような感じですね。
読者にとっても親切ですが、Googleの検索エンジンが記事の内容を把握しやすくなるので、検索上位に表示されやすくなります。
言い換えると、Googleの検索上位を獲得したいなら「見出しにキーワードを含める」ことが大切ということ。
数あるSEO対策のなかでも気軽に取り組める施策なので、ぜひ覚えておきましょう。
基本③:記事完成後のチェックを必ず行う
ブログ記事を書き終えたら、
- 誤字脱字がないか
- 論理展開が破綻していないか
- 読者にとって読みやすい文章になっているか
といった点をチェックする習慣をつけてみてください。
とくに、論理展開が破綻することはあるあるでして、「これだと読者が納得できないな」と気づいたなら修正を加えるべきです。
自分自身では気づけなかったりするので、他の誰かに読んでもらうか、1日経ってから自分で読み返してみましょう。
ブログ記事の書き方10つのコツ【読みやすい文章にする】
続いて、読みやすいブログ記事を書くために、10つのコツをお伝えします。
ブログ記事の書き方10つのコツ【読みやすい文章にする】
コツ①:文章に余白をもたせる
コツ②:表記ゆれに注意する
コツ③:文末の重複を避ける
コツ④:接続詞の多用や重複を避ける
コツ⑤:代名詞をなるべく使用しない
コツ⑥:難しい表現や言葉を使用しない
コツ⑦:漢字・ひらがなのバランスを意識する
コツ⑧:ひとつの文章は「40〜60文字」にする
コツ⑨:画像やイラストでわかりやすくする
コツ⑩:文書を装飾する
コツ①:文章に余白をもたせる
文字の行間や段落間に余白をもたせるだけで、読みやすい文章にすることができます。
下記、参考事例です。
文章がギチギチに詰まった余白のない文章は、とにかく読みづらいですよね。
適度に改行したり行間を広げて、読者が読みやすくなる文章を心がけましょう。
コツ②:表記ゆれに注意する
表記ゆれとは、「記事内で登場する単語が統一されていない」状態を指します。
下記、表記ゆれの参考事例です。
表記ゆれの参考事例
・5つ⇔5つ(※大文字と小文字が統一されていない)
・文字⇔フォント(※意味は同じだが表現が異なる)
・おしゃれ⇔オシャレ(ひらながとカタカナでバラバラ)
表記揺れがあると文章が理解しづらくなりますし、SEOの観点でもマイナスです。
表記ゆれは、文章を書いている最中に気づくことが難しいので、書き終えたあとのチェックを習慣化しましょう。
コツ③:文末の重複を避ける
文末表現が重複すると、小学生の作文のような文章になってしまいます。
例えば、
プロテインは、筋トレにとても効果的です。
僕も飲み始めたのですが、チョコ味が飲みやすくてオススメです。
さて、今日も筋トレです。
こんな感じの文章ですね。
文章に違和感があると読者はすぐ離脱してしまうので、文末の重複は避けるようにしましょう。
コツ④:接続詞の多用や重複を避ける
接続詞の多用や重複も、文章に違和感を与える元になります。
例えば、
近所に売っていたプロテインが、とても安かったのですが、30分悩んだうえで、まとめ買いをしました。ですが、税抜き表示だということを忘れていて、10%支払額が上がったので、損をした気分です。
こんな感じの文章です。
接続詞の多用や重複を削ってあげると、下記のような文章に生まれ変わります。
近所に売っていたプロテインが、とても安かったのでまとめ買いしました。ですが、税抜き表示だったので、支払額が上がって損した気分です。
本業で外部ライターさんの記事をチェックしていると、接続詞の多用はよく見かけます。
コツ⑤:代名詞をなるべく使用しない
代名詞とは、「この」「あの」「その」「これ」「あれ」「それ」のように、名詞の代わりに使用する言葉のことです。
とても便利なので多用しがちですが、トピックの多いブログ記事で使われると文章の内容が理解しづらくなってしまいます。
例えば、「記事の冒頭でお伝えした、あの話ですが...」といわれても読者からすると「なんのことだっけ?」となりかねません。
基本的に、読者は文章を隅々まで読んだりはしないので、途中から読んでも理解できる文章を心がけるべきです。
コツ⑥:難しい表現や言葉を使用しない
読者のターゲットにもよりますが、難しい表現や言葉をなるべく使わないように心がけましょう。
もし使わざるをえないときも、解説を入れてあげると親切ですね。
正直な話、「これぐらいわかってくれるだろう」という考え方は、書き手のおごりです。
もちろん、そのジャンルの上級者向けの記事なら不要なケースもあります。
コツ⑦:漢字・ひらがなのバランスを意識する
漢字3割、ひらがな7割(カタカナ0〜1割)の比率にすると、文章は格段に読みやすくなります。
ブログ記事は気軽に文字変換できるがゆえに、意識していないと漢字の割合が多くなってしまうので気をつけましょう。
また、適度に数字を入れることで文章の説得力が増します。
コツ⑧:ひとつの文章は「40〜60文字」にする
一文の長さを「40〜60字程度」にすることで、読みやすい文章になるといわれています。
余計な文章を削るだけで、伝えたい情報は同じなのに短く、さらに読みやすくすることができます。
どんなに削っても60文字をオーバーしそうなときは、一度文章を区切ってしまえばOK。
改行して、文章の続きを書くようにしましょう。
コツ⑨:画像やイラストでわかりやすくする
画像やイラストがあると、文章にメリハリがついて読みやすくなります。
オススメの画像挿入ポイントとしては、
- H2タグ直下(別のトピックに移ることを伝える役割)
- 難しい説明が必要なタイミング(イラストでわかりやすく)
上記の2つです。
無料素材が手に入るサイトや、図解をカンタンに作成できるツールについては、以下の記事でまとめています。
ブログを効率化!現役マーケター愛用のおすすめツール20個を紹介
続きを見る
コツ⑩:文章を装飾する
文章を装飾することで、文章の中でも強調したいポイントを効果的に伝えることができます。
当ブログで主に使用しているのは、「吹き出し」「ボックス」「チェックマーク」「太字」「黄色のマーカー線」です。
装飾を使う際のルールを決めておけば、ブログ記事を書くスピードも一気に上がりますよ。
ブログ記事の書き方に役立つ書籍を厳選紹介【3つ】
ブログ記事の書き方を深掘りして学びたいなら、本を読むことをオススメします。
今回は3つだけ、厳選してご紹介しますね。
ブログ記事の書き方に役立つ書籍3つ
その①:20歳の自分に受けさせたい文章講義
その②:沈黙のWebライティング
その③:10倍早く書ける超スピード術
その①:20歳の自分に受けさせたい文章講義
ライティングを学びたい全人類にオススメなのが、「20歳の自分に受けさせたい文章講義」です。
ライティングは仕事にも活かせる万能なスキルなので、まだ読んだことがないブログ初心者の方はぜひ手にとって見てください。
その②:沈黙のWebライティング
続いてご紹介するのは、京都のWebプランニングチーム「ウェブライダー」の松尾さんが手がけた、沈黙のWebライティング。
僕はWebマーケ会社に転職した際に、社内の読書スペースで読みました。
その③:10倍速く書ける超スピード文章術
「文章を書くのにとにかく時間がかかる」とお悩みなら、間違いなくこの本が役に立ちます。
ネットの口コミでも評判がいいので、一読する価値ありです。
ブログ記事の書き方まとめ
本記事では、ブログ記事の書き方について解説してきました。
改めて、読みやすい文章にするコツ10つをおさらいしておきましょう。
ブログ記事の書き方10つのコツ【読みやすい文章にする】
コツ①:文章に余白をもたせる
コツ②:表記ゆれに注意する
コツ③:文末の重複を避ける
コツ④:接続詞の多用や重複を避ける
コツ⑤:代名詞をなるべく使用しない
コツ⑥:難しい表現や言葉を使用しない
コツ⑦:漢字・ひらがなのバランスを意識する
コツ⑧:ひとつの文章は「40〜60文字」にする
コツ⑨:画像やイラストでわかりやすくする
コツ⑩:文書を装飾する
もしまだ、ブログ記事を書くのに自信がない方はテンプレもご用意しています。
【効率化】ブログ記事の書き方はテンプレートで解決【読まれる文章を作る】
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また、WordPressのエディタを効率的に使えば記事作成のスピードが爆上がりします。
【初心者向け】WordPressブログの書き方と投稿方法を徹底解説
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覚えることが多くて大変かもですが、いまのうちに基礎を叩き込んでおくことをオススメします。
ブログ記事の書き方を身につけて、高品質な記事を量産していきましょう。
今回は以上です。