そもそも記事構成ってなに?どうやって作るの?
こんなお悩みを、解決していきます。
本記事の内容
・ブログの記事構成とは
・ブログの記事構成の作り方【4ステップ】
・ブログの記事構成を作る際の注意点3つ
・記事構成が完了したあとにやるべきこと
本記事の信頼性
現役のWebマーケター兼、副業ブロガーとして活動している僕が、ブログ記事を書く前に必ず作成すべき「記事構成」について解説します。
本記事では、ブログの記事構成の作り方について解説していきます。
突然ですがあなたは、
- 記事を書くのに時間がかかりすぎて全然更新できない
- そもそもなにを書けばいいのかわからない
- 検索上位のサイトみたいに高品質な記事を書きたい
こんなふうに思ったことはありませんか?
最後まで読めば、記事構成の作成後になにをすべきかもわかるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
それではさっそくいきましょう!
ブログの記事構成とは
ブログの記事構成とは、「ブログの設計書」のようなものです。
この設計書を用意しておくと、
- 読者が抱えている悩み
- 読者の悩みを解決するために必要な情報
- 読者が読みやすいと感じる記事の構成
といった要点をつかめるようになるので、Googleに評価されやすい高品質な記事を作れるようになります。
ちなみに、僕が作成したブログの記事構成が下図のとおり。
まだ作成途中なので適当な部分もありますが、こんな感じです。
時間かけすぎと思うかもですが、ライティングスピードが爆発的に速くなるので問題なしです。
ブログの記事構成が大切な理由
気持ちはわかりますが、ブログの記事構成は「記事の完成形をイメージできる」ので、作成すべきです。
ここでいう記事の完成形とは、読者の検索意図を満たした高品質なコンテンツのこと。自分の好きなことをツラツラ書いた文章は、ただの日記です。
完成形をイメージできたら、あとは逆算して必要な情報を文章にしていく感覚ですね。
Googleから評価されやすい高品質なブログ記事を書きたいなら、記事構成をしっかり作りましょう。
ブログの記事構成を作る3つのメリット
ブログの記事構成を作るメリットは、下記の3つです。
- 効率的にブログ記事を書けるようになる
- 読者の検索意図を満たしたコンテンツを作れる
- 必要な情報と不要な情報を整理できる
ブログを書きながらだと判断が難しい「不要な情報」も整理できるようになります。
不要な情報とは言い換えると、「読者の検索意図にそぐわない情報」です。
有益な情報だとしても、別の記事で紹介した方がいいケースも十分にあります。
ブログの記事構成の作り方【4ステップ】
それでは実際に、ブログの記事構成を作成していきます。
ブログの記事構成の作り方【4ステップ】
ステップ①:キーワード選定を行う
ステップ②:ひとりの読者を想定する
ステップ③:読者の検索意図を考える
ステップ④:見出しを作成する
ステップ①:キーワード選定を行う
キーワード選定では、どんな検索キーワードで記事を書くのかを決めていきます。
例えば、「ダイエット サプリ 脂肪燃焼」というキーワードにしたなら、
- どんな悩みを抱えた読者がこのキーワードで検索するだろう?
- どんな記事を書けば読者の悩みを解決できるだろう?
- どんな記事構成にしたら読者に伝わりやすいだろう?
といったことを考えていく感じですね。
キーワード選定を怠るということは、目的地がないのに旅に出るようなものです。
キーワード選定の方法については、下記の記事でわかりやすく解説しています。
【SEO対策】キーワード選定の方法と検索ボリュームの調べ方を徹底解説
続きを見る
ステップ②:ひとりの読者を想定する
一般的にいわれる、ペルソナ設定というやつですね。
時間をかけてペルソナ設定するブロガーさんもいますが、僕の場合は少しザックリです。
こんな感じですね。
というのも、「サイトに訪れる読者像」はハッキリしているので、記事別のペルソナを作り込まなくてもいいかなと感じているからです。
正直、万人の検索意図を満たすようなコンテンツはどうしても作れません。大切なのは、誰かひとりの検索意図を満たすようなコンテンツを作成すること。
なので、そのひとりの検索意図を満たすために、読者像と検索意図を考える必要があるわけですね。
ステップ③:読者の検索意図を考える
ひとりの読者像を想定したら、検索意図を考えていきます。
ちなみに読者の検索意図は、4つのクエリで分別するとイメージしやすくなります。
4つのクエリ【読者の検索意図】
Knowクエリ:知りたい(「〜とは」)
Doクエリ:行動したい(「〜の始め方」)
Goクエリ:行きたい(「ダイエット ジム 東京」)
Buyクエリ:買いたい(「ダイエット サプリ」)
例えば、「ブログの始め方」で検索する読者は、Doクエリに位置づけされるからブログの始め方を網羅した記事を作ればいいなと逆算できる感じですね。
検索意図を把握できたら、顕在ニーズと潜在ニーズも考えてみましょう。
顕在ニーズと潜在ニーズ
両者の違いとしては、
- 顕在ニーズ:読者自身が自覚している悩み
- 潜在ニーズ:読者自身も自覚できていない悩み
上記のとおりです。
それぞれを記事構成に入れ込むと、下図のようになります。
順序としては、顕在ニーズを出してから潜在ニーズを考えればOKです。
ステップ④:見出しを作成する
最後に、見出しを作成していきます。
例えば、本記事の見出しは下図のように作成しました。
ブログ記事の見出しは読者だけでなく、書き手にとっても重要な存在です。
なぜなら、「どんな内容の記事を書くか」について、要点をまとめつつ整理できるからですね。
ブログの記事構成を作る際の注意点3つ
ブログの記事構成を作る際に、3つの注意点があります。
ブログの記事構成を作る際の注意点3つ
その①:競合サイトのリサーチを怠らないこと
その②:余計な見出しを追加しないこと
その③:記事構成を妥協して作成しないこと
その①:競合サイトのリサーチを怠らないこと
ブログの記事構成を作成する際は、必ず競合サイトのリサーチを行いましょう。
とはいえ、とくに難しいことはなく、選定したキーワードで実際にググってみればOKです。
検索上位の記事は、Googleが「読者の検索意図を満たしている」と判断した高品質な記事です。つまり、実際に読んでみるだけで読者の顕在ニーズや潜在ニーズを把握できます。
丸パクリはNGですが、参考にすることで高品質な記事が書けるようになりますよ。
その②:余計な見出しを追加しないこと
少しお伝えしましたが、検索意図から外れた見出しは追加しないようにしましょう。
余計な見出しは、余計な文章を生み出すキッカケになります。
もし見出しや文章を追加する場合、読者の検索意図をしっかり考えてからにするのがベストですよ。
その③:記事構成を妥協して作成しないこと
メンドウだからといって、記事構成を妥協するのはオススメできません。
なぜなら、読者の検索意図を把握できていない状態で記事を書くわけなので、結局時間がかかってしまうからです。
もしいきなりWordPressに文章打ち込んだ方が効率的に書けると言う方は、そっちでもOK。
ですが、ほとんどの人はそうでないはずなので、記事構成を丁寧に行ってから記事を書くようにしましょう。
記事構成が完成したあとはブログを書こう
記事構成が完成したあとは、実際にブログ記事を書いていきましょう。
今回は、ブログ記事を効率的に書いていくためのコツについて重点的に解説します。
WordPressで見出しを入れる
ブログ記事をスラスラ書けるようになりたいなら、先に見出しから取りかかるのがオススメ。
なぜなら、どんな文章を書けばよいのか悩まずにライティングできるからですね。
記事構成で作成した見出しを、そのままWordPressに移植しただけです。
先に見出しを用意しておくことで、「この見出しではこんなことを読者に伝えよう」とイメージしやすくなりますよ。
どんな文章を書くか殴り書きする
見出しを作成したら、文章の内容を殴り書きしましょう。
接続詞や文末表現などこだわる必要はなく、必要な情報だけをズラッと書いていくイメージです。
ブロガーさんによっては記事構成の段階で、なにを書くのかまとめている人もいます。
僕の場合、要点さえ殴り書きすれば十分なので、上記の方法でブログ記事を書いています。
ブログの書き方はテンプレを活用する
ここまで準備できれば、問題なくブログ記事を書けるようになっているはずです。
しかし、まだ不安が残るならブログ記事を書くためのテンプレートを活用しましょう。
【効率化】ブログ記事の書き方はテンプレートで解決【読まれる文章を作る】
続きを見る
ブログの記事構成で作業効率を爆上げしよう
本記事では、ブログの記事構成について解説してきました。
最後に、ブログの記事構成の作り方まとめです。
ブログの記事構成の作り方【4ステップ】
ステップ①:キーワード選定を行う
ステップ②:ひとりの読者を想定する
ステップ③:読者の検索意図を考える
ステップ④:見出しを作成する
僕が思うに、ブログ記事を書くうえでもっとも重要なのは事前準備です。
記事構成をしっかり作り上げて、作業効率を爆上げしていきましょう!
今回は以上です。