リード文ってそんなに重要なの?どんな内容にすればいいのか教えてほしい。
こんなお悩みを、解決していきます。
本記事の内容
・リード文とは?重要なの?【例文つきで解説】
・リード文に盛り込むべき4つの要素【基本】
・読者を惹きつけるリード文の書き方【3ステップ】
本記事の信頼性
現役のWebマーケター兼、副業ブロガーとして活動している僕が、リード文の基本から書き方まで詳しく解説していきます。
今回は、ブログ記事をかくうえで「最も重要」といっても過言ではない、リード文について解説します。
断言しますが、どれだけ完璧に本文を書けたとしても、リード文が適当すぎると読者は離脱してしまいます。
本記事を最後まで読めば、読者をグッと惹きつけるようなリード文が書けるようになるはずですよ。
それでは、さっそくいきましょう!
目次
リード文とは?重要なの?【例文つきで解説】
リード文とは、記事の冒頭部分を占める文章のことです。つまり、記事に訪れた読者が初めて目にする文章がリード文になります。
とある記事で書いた、実際のリード文が下図のとおり。
たくさんの要素が詰め込まれているように見えるかもですが、目的はただひとつです。
リード文を書く目的は、読了率を上げることにあります。
リード文は読了率に影響する
読了率とは、「どれだけ記事が最後まで読まれているか」を表す指標のことです。
読者を惹きつけるリード文は、最後まで記事を読んでもらう大きなフックになるということですね。
他にも、記事内の滞在時間が伸びるというメリットがあります。SEO対策において非常に有効なので、ぜひ覚えておきましょう。
補足ですが、読了率の低い記事は、記事の前半で離脱されてしまう傾向にあります。
リード文に盛り込むべき4つの要素【基本】
それでは、リード文に盛り込むべき4つの要素をお伝えします。
リード文に盛り込むべき4つの要素【基本】
その①:読者の悩みを言語化する
その②:記事の内容を事前に伝える
その③:権威性をアピールする【筆者紹介】
その④:読了後のベネフィットを伝える
その①:読者の悩みを言語化する
読者の悩みを言語化すると、共感を得ることができます。
下図のような形です。
リード文のタイミングで「まさに自分が悩んでいることだ」と共感してもらえると、読了率もグンと上がります。
例えばあなたが、最新型スマホの性能を知りたがっているとします。リード文に「独自にスクープした最新型スマホの便利すぎる機能をご紹介します」と書かれていたら、続きが気になりますよね。
このようにして、読者の悩みを把握しつつリード文で迎え入れてあげるようにしましょう。
という方は、以下の記事を参考にしてみてください。
【SEOの基本】検索意図とは?調べ方とブログへの活かし方を徹底解説
続きを見る
その②:記事の内容を事前に伝える
記事の内容を事前に伝えることで、読者の離脱を防ぐ効果があります。
なぜなら、読者はとてもせっかちだからです。この記事を読んで知りたい情報が手に入るのか、リード文の段階で判断したいと考えているわけですね。
このような箇条書きが一般的でして、ひと目で記事内容を把握できるのでオススメですよ。
難しい作業はとくになく、見出しタグの内容(多すぎる場合は重要な見出しだけピックアップ)をコピペすればOKです。
その③:権威性をアピールする【筆者紹介】
「書籍を発売しました」「雑誌取材を受けました」のように権威性をアピールすると、説得力のある文章になります。
例えばですが、資産運用のブログがあるとします。借金500万円の男性より、資産5,000万円の男性が書いた記事の方が信用できそうですよね。
なにもアピールすることがないという人は、今後の活動を通じて権威性となる材料を集めていきましょう。
ひとまず今は、どんな人物がこの記事を書いているのかわかるようにすればOK。それだけでも読者は、記事に感情移入しやすくなります。
補足ですが、運営者情報は読者だけでなく、Googleも重要視しているポイントです。
その④:読了後のベネフィットを伝える
読了後のベネフィットを伝えると、記事の価値を感じてもらいやすくなるので、読了率が上がります。
ここでいうベネフィットとは、ブログ記事を最後まで読んで得られる利益や、訪れる未来のこと。
メリットとベネフィットの違い
メリット:このツールを取り入れれば、高品質なサイトが作れるようになりますよ。
ベネフィット:高品質なサイトが作れれば、お問い合わせ件数や売上が一気にアップするはずです。
高品質なサイトが作れるというメリットがあるからこそ、お問い合せ件数や売上のアップというベネフィットがあるわけですね。
本題に戻ります。当ブログの場合、下図のようにベネフィットを記載しています。
この場合、筆者自身がどのような恩恵を受けたか記載することで、読者がより具体的なベネフィットを感じれるようになっています。
リード文に正解はありませんが、4つの要素を最低限盛り込みつつ、魅力的な文章に仕上げていきましょう。
読者を惹きつけるリード文の書き方【3ステップ】
最後に、読者を惹きつけるリード文の書き方をお伝えしていきます。
読者を惹きつけるリード文の書き方【3ステップ】
ステップ①:記事構成を考える
ステップ②:読了後の読者を想像する
ステップ③:実際にリード文を書く【本記事のおさらい】
ステップ①:記事構成を考える
記事構成とは、「ブログ記事の設計書」のようなものです。
この設計書を事前に用意しておくと、
- 読者が抱えている悩み
- 読者の悩みを解決するために必要な情報
- 読者が読みやすいと感じる記事の構成
といった要点をつかめるようになります。
ちなみに、僕が作成した記事構成が下図になります。
記事構成はリード文だけでなく、高品質な記事を作るのにとても役立ちますよ。
作成方法は、【マネするだけ】ブログを効率化!記事構成の作り方を徹底解説で詳しくお伝えしています。
ステップ②:読了後の読者を想像する
記事構成を作成したら、記事を読む前と後で、読者にどんな変化があるのか想像しましょう。
そうすることで、
- 読者が抱えている悩み
- 記事の中でもっとも読者に伝えたいポイント
- この記事を読むことで得られるメリットとベネフィット
といった要素が具体的になるので、あとはリード文に落とし込めばOKです。
なにひとつ特徴のないリード文は、抽象的な内容になっていることがほとんど。
ステップ③:実際にリード文を書く【本記事のおさらい】
ここまできたら、あとは実際にリード文を書いていきましょう。
リード文に盛り込みたい4つの要素【基本】
その①:読者の悩みを言語化する
その②:記事の内容を事前に伝える
その③:権威性をアピールする【筆者紹介】
その④:読了後のベネフィットを伝える
最初は思うようなリード文にならなくても、回数をこなすことで納得のいく文章が書けるようになるはずです。
リード文は時間をかけてでも注力すべし
本記事では、リード文の基本と書き方について解説してきました。
ブログ記事はリード文で8割が決まる。最初は大げさに感じたかもしれませんが、ここまで読んだあなたなら納得できたはずです。
読者の読了率(記事内の滞在時間)は、Googleからの評価にも影響してきます。魅力的なリード文で読者を迎え入れてあげましょう。
今回は以上です。