どんなことを書けばいいのか教えてほしい。
こんなお悩みを、解決していきます。
本記事の内容
・プライバシーポリシーに記載すべき内容
・免責事項に記載すべき内容
・プライバシーポリシーと免責事項の雛形
・プライバシーポリシーのページ公開・設置方法
本記事の信頼性
現役のWebマーケター兼、副業ブロガーとして活動している僕が、プライバシーポリシーと免責事項の書き方を解説します。
本記事では、ブログ運営に欠かせない「プライバシーポリシー」と「免責事項」の書き方を解説します。
Googleアドセンスに合格したいなら、プライバシーポリシーのページは必須です。ぜひこの機会に用意しましょう。
とはいえ、オリジナリティを出す必要はまったくありません。初心者の方でもカンタンに書ける雛形を公開しますので、ほぼマネするだけでOKです。
それでは、さっそくいきましょう!
目次
プライバシーポリシーとは?
プライバシーポリシーとは、個人情報の利用目的や取り扱い方法をまとめて公表したもののことです。
そう思うかもですが、通常のブログサイトでも「お問い合わせフォーム」や「Googleアナリティクスによるアクセス解析」など、個人情報を取得する機会があります。
そのため、ユーザーに向けて個人情報の利用目的を伝える必要があるわけですね。
WordPressの場合、プライバシーポリシーは固定ページで作成します。その際に免責事項・著作権についても記載しておくようにしましょう。
免責事項についても記載しよう
免責事項には、サイト内で紹介した商品やサービスに問題が発生した場合、「当サイトでは責任を負いませんよ」と事前に伝える役割があります。
例えば、サイト内で紹介したリクライニングチェアを購入した読者から「購入してすぐに壊れたんですけど・・・!」と問い合わせがきたとします。
リクライニングチェアを製造したのは別の会社ですし、正直どう対応したらいいかわからないですよね。
このようなトラブルを防ぐためにも、免責事項は必須で用意すべきなんです。
また、著作権やリンクについても記載しておくとユーザーにとって親切です。具体的な内容は、後述します。
プライバシーポリシーに記載すべき内容
それでは、プライバシーポリシーに記載すべき内容をお伝えします。
プライバシーポリシーに記載すべき内容
その①:Googleアドセンス
その②:Googleアナリティクス
その③:Amazonアソシエイト
その④:お問い合わせ・コメント機能(個人情報の取り扱い)
その①:Google アドセンス
Googleアドセンスを利用している場合、以下の内容を必ず確認しておきましょう。
サイトのプライバシー ポリシーについて
プライバシー ポリシーには次の情報を記載する必要があります。
- Google などの第三者配信事業者が Cookie を使用して、ユーザーがそのウェブサイトや他のウェブサイトに過去にアクセスした際の情報に基づいて広告を配信すること。
- Google が広告 Cookie を使用することにより、ユーザーがそのサイトや他のサイトにアクセスした際の情報に基づいて、Google やそのパートナーが適切な広告をユーザーに表示できること。
- ユーザーは、広告設定でパーソナライズ広告を無効にできること(または、www.aboutads.info にアクセスすれば、パーソナライズ広告に使われる第三者配信事業者の Cookie を無効にできること)。
第三者配信による広告掲載を無効にしていない場合、広告の配信時に第三者配信事業者や広告ネットワークの Cookie が使用される可能性があります。その点についても、次の方法でサイトのプライバシー ポリシーに明示してください。
- 第三者配信事業者や広告ネットワークの配信する広告がサイトに掲載されることを明記します。
- 対象となる第三者配信事業者や広告ネットワークの適切なウェブサイトへのリンクを掲載します。
- これらのウェブサイトにアクセスすれば、パーソナライズド広告の掲載で使用される Cookie を無効にできることをユーザーに明示します(配信事業者や広告ネットワークがこの機能を提供している場合)。または、www.aboutads.info にアクセスすれば、第三者配信事業者がパーソナライズド広告の掲載で使用する Cookie を無効にできることを知らせます。
要するに、
- Cookieを利用していて、その情報をもとに広告を表示する
- ユーザーは自身でCookieを無効にできる
以上の2点をユーザーに伝えればOKです。
その②:Googleアナリティクス
Googleアナリティクスを利用している場合、以下の内容を必ず確認しておきましょう。
お客様は、Google が個人情報として使用または認識できる情報を Google に送信したり、第三者によるかかる行為を支援または許可したりしないものとします。お客様は適切なプライバシー ポリシーを用意および遵守し、ユーザーからの情報を収集するうえで、適用されるすべての法律、ポリシー、規制を遵守するものとします。お客様はプライバシー ポリシーを公開し、そのプライバシー ポリシーで Cookie の使用、モバイル デバイスの識別情報(Android の広告識別子、iOS の広告識別子など)、またはデータの収集に使われる類似の技術について必ず通知するものとします。また、Google アナリティクスを使用していること、および Google アナリティクスでデータが収集、処理される仕組みについても開示する必要があります。こうした情報を開示するには、「ユーザーが Google パートナーのサイトやアプリを使用する際の Google によるデータ使用」のページ(www.google.com/intl/ja/policies/privacy/partners/ または Google が随時提供するその他の URL)へのリンクを⽬立つように表示します。
利用規約:Googleアナリティクス利用規約
要するに、
- Googleアナリティクスを利用している
- Cookieを利用している
- Googleアナリティクスでデータが収集、処理される仕組みについて
以上の3点をユーザーに伝えればOKです。
その③:Amazonアソシエイト
Amazonアソシエイトを利用している場合、以下の内容を必ず確認しておきましょう。
乙は、乙のサイト上または甲が乙によるプログラム・コンテンツの表示またはその他の使用を許可したその他の場所のどこかに、「Amazonのアソシエイトとして、[乙の名称を挿入]は適格販売により収入を得ています。」または本規約に基づき事前に許可された内容と実質的に同じ文言を目立つように明示しなければなりません。このような公表および適用法により求められる場合を除き、乙は、事前に文書により許可された場合以外に、本規約またはアソシエイト・プログラムへの乙の参加に関して公式な文書を表示しないものとします。乙は、本規約において明確に認められた場合を除き、甲との関係について不実の表明や誇張(甲が乙を支援、後援または支持しているという表明または暗示を含みます。)をせず、甲と乙またはその他のいかなる個人もしくは事業体との間の関係を表明したり暗示したりしないものとします。
Amazonアソシエイトは、どのように記載すべきか最初から指定されています。
上記を参考にしつつ、後述する雛形をコピペしてプライバシーポリシーを作成していきましょう。
その④:お問い合わせ・コメント機能(個人情報の取り扱い)
お問い合わせフォームやコメント機能を実装している場合、プライバシーポリシーに以下の旨を記載する必要があります。
- 取得する情報と利用目的について
- コメントした際に、IPアドレスが記録される(WordPressの機能)
当ブログではコメント機能を実装していないですが、実装している体で雛形を用意しているのでご安心ください。
免責事項に記載すべき内容
続いて、免責事項に記載すべき内容を解説します。
免責事項に記載すべき内容
その①:免責事項
その②:著作権・肖像権
その③:リンク・引用
その①:免責事項
この記事の前半で少し触れましたが、免責事項には「サイト内の情報に不利益があっても責任を負わないこと」を明示する役割があります。
オリジナリティは必要ないので、後述する雛形を参考に記載しましょう。
その②:著作権・肖像権
著作権・肖像権については、以下の旨を記載するようにしましょう。
- サイト内の文章や画像の無断転載を禁じる
- サイト内に著作権や肖像権を侵害する箇所があれば、対応する
ひとつめの「サイト内の文章や画像の無断転載を禁じる」は、裏を返せば「リンクを貼れば引用してもいいですよ」ということになります。
きちんと整備されているサイトなら上記2点はしっかり押さえられているので、マストで記載しましょう。
その③:リンク・引用について
例えば、記事を読んだ読者が「とても有益だから自分のSNSで拡散しよう」と思ったとき、プライバシーポリシーのページを覗きにくる可能性があります。
なぜなら、引用に関する取り決めはほとんどの場合、プライバシーポリシーや免責事項のページに記載されているからです。
まとめると、「サイト内の記事は引用元を明記すれば、引用しても問題ない」ことが伝わればOKです。
プライバシーポリシーの雛形
それでは実際に、プライバシーポリシーの雛形を公開します。
利用しているサービスなどによって記載すべき内容は異なりますが、
- Googleアドセンス
- Googleアナリティクス
- Amazonアソシエイト
- 各ASPサービス
- お問い合わせフォーム
- コメント機能
上記を網羅している雛形を公開します。
自身のサイトで扱うサービスに合わせて、プライバシーポリシーを作成するようにしてください。
プライバシーポリシーの雛形
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このような広告配信事業者は、ユーザーの興味に応じた商品やサービスの広告を表示するため、当サイトや他サイトへのアクセスに関する情報 『Cookie』(氏名、住所、メール アドレス、電話番号は含まれません) を使用することがあります。
またGoogleアドセンスに関して、このプロセスの詳細やこのような情報が広告配信事業者に使用されないようにする方法については、こちらをクリックしてください。また、※サイト名は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。
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このGoogle Analyticsはトラフィックデータの収集のためにCookieを使用しています。このトラフィックデータは匿名で収集されており、個人を特定するものではありません。この機能はCookieを無効にすることで収集を拒否することが出来ますので、お使いのブラウザの設定をご確認ください。
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個人情報の第三者への開示
次の場合を除いて、お客様からいただいた個人情報を、第三者に開示することはありません。
- 提供者の同意がある場合
- 法令に基づく場合
- 不正行為やその他の違法行為を防ぐために個人情報の開示が必要となった場合
以上が、プライバシーポリシーの雛形になります。
免責事項の雛形
続いて、免責事項の雛形を公開します。
免責事項の雛形
免責事項
当サイトで掲載している画像の著作権・肖像権等は各権利所有者に帰属致します。権利を侵害する目的ではございません。記事の内容や掲載画像等に問題がございましたら、各権利所有者様本人が直接メールでご連絡下さい。確認後、対応させて頂きます。
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当サイトのコンテンツ・情報につきまして、可能な限り正確な情報を掲載するよう努めておりますが、誤情報が入り込んだり、情報が古くなっていることもございます。
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当サイトに掲載されている情報についての著作権は放棄しておりません。当サイト記事からの引用に関しましては「引用元の明示」によって無償で引用頂けます。ただし、全文転載はお断りいたしております。引用許可範囲についても、事前予告なくこれを変更する事があります。また、当サイトのRSSを利用し、コンテンツをそのまま盗用することも禁止しています。
以上が、免責事項の雛形になります。
プライバシーポリシーと免責事項はまとめて公開しよう【雛形まとめ】
プライバシーポリシーと免責事項のページを分けているサイトもありますが、当ブログではまとめて公開しています。
以下のとおりですので、とりあえずコピペしたい方はご活用ください。
プライバシーポリシーと免責事項の雛形
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また、当ブログのプライバシーポリシーページはこちらですので、参考にしてみてください。
プライバシーポリシーのページ公開・設置方法
プライバシーポリシーのページを作成・公開し、サイトに設置する方法はとてもカンタンです。
WordPressのブロックエディタを使用しますが、イマイチ使い方を理解できていないという人は以下の記事を参考にしてください。
【初心者向け】WordPressブログの書き方と投稿方法を徹底解説
続きを見る
まずはじめに、WordPress管理画面を開きます。
「固定ページ」→「新規追加」の順でクリックします。
ブロックエディタで作成する場合、以下のようなページになります。
記載が完了したら、更新するのを忘れないように気をつけましょう。
今回は例として、トップページのヘッダーにプライバシーポリシーのリンクを用意します。
まずはWordPress管理画面から、「外観」→「メニュー」の順番でクリックします。
上図のとおり、メニュー名を入力後、メニュー設定にて「ヘッダーメニュー」を選択。そして「メニューを作成」ボタンをクリックします。
作成した「ヘッダーメニュー」を選択し、画面左側の固定ページ一覧(すべて表示)から「プライバシーポリシー」にチェックを入れ、「メニューに追加」をクリックします。
プライバシーポリシーが追加されていることを確認できればOKです。「メニューを保存」をクリックしましょう。
このように問題なく表示されれば、作業完了です。
プライバシーポリシーと免責事項の書き方めとめ
本記事では、プライバシーポリシーのページ作成からサイト公開までの流れを解説してきました。
ほぼコピペでOKですが、内容をしっかり確認することでサイト運営に必要だということを感じていただけるはずです。
【2022年版】Googleアドセンス審査に合格する9つのポイントを徹底解説!
続きを見る
今回は以上です。