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WordPressでサイトマップを作る超簡単な方法【プラグイン2つを活用】

WordPressでサイトマップを作る超簡単な方法【プラグイン2つを活用】
こんにちは!「SHUN BLOG」を運営しているしゅん(@a1_shun)です。本業は都内でWebマーケターをやっています。
WordPressブログにサイトマップを設置したい。どうやって作るのか教えてほしい。

 

こんなお悩みを、解決していきます。

 

本記事の内容

・サイトマップの基本情報

・WordPressでサイトマップを作る方法

・サイトマップでよくある質問

 

本記事の信頼性

この記事を書いている僕は、本業で自社のWebマーケを担当しています。副業ブログの収益化にも成功していて、絶賛取り組み中です。

 

本記事では、WordPressでサイトマップを作る方法を解説していきます。

 

サイトマップとは、「サイトにどんな記事コンテンツがあるのか、どんな構造になっているのかを可視化したもの」です。

 

検索エンジンに向けたサイトマップと読者に向けたサイトマップがあり、どちらもブログ運営に必須です!

 

初心者の方でもサクサク作れるように図解つきで解説していくので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

サイトマップの基本情報

サイトマップの基本情報

 

サイトマップとは、前述のとおりサイトにどんな記事コンテンツがあるのか、どんな構造になっているのかを可視化したものです。

 

2種類のサイトマップが存在し、それぞれ役割が異なります。

 

検索エンジン向けのサイトマップ

 

まずは検索エンジン向けのサイトマップについて解説します。

 

「XMLサイトマップ」とも呼ばれ、サイト内にどんな記事コンテンツがあるのかを検索エンジン(主にGoogle)に伝える役目があります。

 

少し難しいと思うので、下図をご覧ください。

Google

XMLサイトマップを用意しておくことで、新しい記事をスムーズにクロールしてもらえるようになります。

 

補足ですが、記事を書けば勝手にGoogleなどの検索結果に表示されるわけではありません。インデックスされて評価を受け、検索順位が決まるんです。

 

この構造を理解すると、XMLサイトマップがどれだけ重要かわかりますね。

 

読者向けのサイトマップ

 

続いて、読者向けのサイトマップについて解説します。

 

「HTMLサイトマップ」とも呼ばれ、サイトにあるコンテンツを読者に認識してもらうために用意します。

 

サイト内の回遊率(=1度のアクセスで何ページ閲覧されたかを表す指標)を高める効果があります!

 

ちなみに当ブログのサイトマップは、下記の通り。

 

ユーザー向けのサイトマップ

 

カテゴリーの種類と、用意されているコンテンツがひと目で把握できますよね。

 

記事が多いサイトなら、HTMLサイトマップを用意して読者の利便性を高めましょう。

 

WordPressでサイトマップを作成する方法

WordPressでサイトマップを作成する方法

 

それでは、実際にWordPressでサイトマップを作成していきます。

 

検索エンジン向けと読者向けのサイトマップ、それぞれWordPressプラグインを活用します!

 

XML Sitemaps【検索エンジン向け】

 

まずはXML SitemapsというWordPressプラグインを使って、検索エンジン向けのサイトマップを作成します。

 

XML Sitemaps【検索エンジン向け】

 

WordPressの管理画面で「プラグイン」→「新規追加」をクリック。右上に検索窓が表示されるので、「Google XML Sitemaps」と入力して検索します。

 

Google XML Sitemapsは旧名ですが、こちらの方がすぐに見つかります!

 

「XML Sitemaps」を見つけたら「今すぐインストール」をクリックします。

 

XML Sitemaps【検索エンジン向け】

 

インストールが完了したら、管理画面左側にある「インストール済みプラグイン」をクリック。上図の通り表示されるので、「有効化」をクリックしましょう。

 

有効化することでWordPressプラグインが使えるようになります!

 

XML Sitemaps【検索エンジン向け】

 

管理画面左側の「設定」→「XML-Sitemap」をクリックします。

 

XML Sitemaps【検索エンジン向け】

 

設定画面が表示されるので、まずは「基本的な設定」から設定していきましょう。

 

上図の通り、デフォルトの設定はそのままで「HTML形式でのサイトマップを含める」のチェックマークを外します。

 

XML Sitemaps【検索エンジン向け】

 

続いて、「優先順位を自動的に計算しない」を選択します。

 

XML Sitemaps【検索エンジン向け】

 

Sitemap コンテンツ」では、「カテゴリーページを含める」を追加します。

 

カテゴリーページをインデックス登録しているなら上図の設定でOKです。

 

XML Sitemaps【検索エンジン向け】

 

Change Frequencies」では、クロールされる頻度を設定できます。(※あくまで目安です)

 

当ブログの場合、上図の通り設定していますがお好みで大丈夫です。

 

XML Sitemaps【検索エンジン向け】

 

最後に「優先順位の設定」を行います。ここもお好みでOKです。

 

優先的にクロールしてもらいたいページの数値を高めに設定しておきましょう。

 

サーチコンソールと連携しよう

 

検索エンジン向けのサイトマップをGoogleサーチコンソールと連携することで、クローラーの巡回を早めることができます。

 

SEOを考慮したサイトなら、必ず連携しておきましょう!

 

Googleサーチコンソールってなに?まだアカウントすら持っていないよ

 

という方は下記を参考にしてください。

 

関連記事
Googleサーチコンソールの初期設定と使い方を徹底解説【ブログ運営に役立つ】
Googleサーチコンソールの初期設定と使い方を徹底解説【ブログ運営に役立つ】

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まずはサーチコンソールにアクセスします。

 

サーチコンソールと連携しよう

 

画面左側の「サイトマップ」をクリックします。

 

新しいサイトマップの追加」にて、

 

  • sitemap.xml
  • sitemap.xml.gz
  • feed

 

上記の3つをそれぞれ入力、送信ボタンをクリックします。

 

詳しい解説は省略しますが、例えば「xml.gz」の形式は圧縮ファイルのためデータ量を節約することができる、といった感じです。

 

少し時間が経過するとステータスが「成功しました」に変わるので、確認してみてください。

 

もし仮にエラーが出てしまった場合は、「Google Console ヘルプ」で「サイトマップが送信できない」などと検索してみましょう。

 

以上で、検索エンジン向けサイトマップとGoogleサーチコンソールの連携が完了です。

 

PS Auto Sitemap【読者向け】

 

続いて、読者向けのHTMLサイトマップを作成していきます。

 

手動で作る方法もありますが、かなり面倒なのでプラグインを活用してサクッと作ってしまいましょう!

 

PS Auto Sitemap【読者向け】

 

WordPressにアクセスしたら画面左側の「プラグイン」→新規追加をクリックします。

 

上図のとおり、検索窓に「PS Auto Sitemap」と入力して検索。インストールまで進めてください。

 

「有効化」も忘れずに!

 

PS Auto Sitemap【読者向け】

 

固定ページ」の新規追加で、コードエディターを使用して下記を入力します。

 

<!-- SITEMAP CONTENT REPLACE POINT -->

 

図ではGutenbergというエディターを使用していますが、Classic Editorの場合はテキスト画面に切り替えて入力すればOK。

 

件名は「サイトマップ」にしておきましょう。

 

上記が完了したらいったん保存して、「固定ページ一覧」へ移動します。

 

PS Auto Sitemap【読者向け】

 

上図のとおり、IDを覚えておいてください。

 

PS Auto Sitemap【読者向け】

 

画面左側の「設定」→「PS Auto Sitemap」をクリックします。

 

PS Auto Sitemap【読者向け】

 

この画面で詳細を設定できます。

 

サイトマップを表示する記事」に先ほど覚えたIDを入力して、「変更を保存」をクリックすると完成です。

 

当ブログの設定の場合、サイトマップにはブログ記事だけ掲載したいので「投稿リストの出力」にだけチェックを入れてます。

 

 

読者向けのサイトマップ

 

このように表示されればOK。

 

読者がサイトを訪問したとき、どんなコンテンツがあるのかひと目で把握しやすくなりましたね。

 

以上で、検索エンジン向けと読者向けのサイトマップは完成です。お疲れさまでした!

 

サイトマップでよくある質問3つ

サイトマップでよくある質問

 

サイトマップ関連でよくある質問をまとめてみました。

 

ブログ運営にも役立つ情報なので、お見逃しなく!

 

その①:サイトマップはどのタイミングで作るべき?

 

結論、サイトを立ち上げたらすぐに作っておくべきです。

 

例えば、Google AdSenseの審査を受ける場合、サイトの操作性を高めるサイトマップの存在は評価される傾向にあります。

 

もっと詳しく知りたい方は、下記を参考にしてください。

 

関連記事
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その②:他にどんなコンテンツを用意したらいいの?

 

ブログに最低限必要なコンテンツを用意することが目的なら、下記を用意しましょう。

 

  • プライバシーポリシー
  • お問い合わせフォーム
  • サイトの運営者情報

 

プライバシーポリシーとお問い合わせフォームは問答無用で用意しましょう。

 

また、Googleは「どんな法人、人物が運営しているのか」といったポイントを重視しているので、運営者情報は用意すべきコンテンツといえます。

 

これだけ準備できたら、どんどん記事を作成していきましょう!

 

その③:他に入れておいた方がいいプラグインってある?

 

結論、実現したい機能やWordPressテーマの性能によります。

 

プラグインは便利ですが入れすぎるとサイトが重たくなりますし、必要最低限の導入を心がけましょう。

 

とはいえ、プラグインの種類が多すぎて謎だと思うので下記を参考にしてみてください。

 

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サイトマップで読者の回遊率を上げよう

サイトマップで読者の回遊率を上げよう

本記事では、サイトマップの作り方について解説してきました。

 

サイトマップは読者の回遊率を上げる効果もあり、ブログ運営において必須の存在なので、本記事を参考にしてサクッと作ってしまいましょう。

 

2つのサイトマップを用意することで、読者にも検索エンジンにも親切なブログサイトが完成しますよ。

 

今回は以上です。

    • この記事を書いた人

    しゅん

    『気軽にノウハウが身につくブログ』をテーマに、初心者の方でも楽しく学べるマーケティング・ブログノウハウをお届けします。 本業は都内でWebマーケター。主にメディア運営やライティング、プロダクトをマーケティングの側面から支えています。

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