読者に読んでもらえる記事タイトルにする秘訣とかってあるの?
こんなお悩みを、解決していきます。
本記事の内容
・ブログ記事のタイトルを決める3つの基本
・ブログ記事のタイトルの決め方【3ステップ】
・読者を惹きつけるタイトル【テンプレ紹介】
本記事の信頼性
現役のWebマーケター兼、副業ブロガーとして活動している僕が、クリック率を上げる魅力的なブログタイトルの決め方について解説します。
本記事では、ブログ記事のタイトルの決め方を3ステップでわかりやすく解説していきます。
ブログ記事のタイトルを決めるのって簡単そうにみえて、意外に難しいですよね。
本記事では、読者を惹きつけるタイトルのテンプレもご紹介するので、最後まで読めばあなたも魅力的なタイトルを作れるようになりますよ。
それでは、さっそくいきましょう!
目次
ブログ記事のタイトルは超重要【理由2つ】
ブログ記事のタイトルは超重要です。
なぜなら、「検索順位」と「クリック率」に大きく影響するからですね。
検索順位に影響するから【SEO対策】
ブログ記事のタイトルは、Googleの検索順位に影響します。
記事の内容を端的に表しているタイトルの存在は、SEOにおいて重要な評価項目であるといわれているんです。
クリック率に影響するから
ブログ記事のタイトルは、クリック率に影響します。
なぜなら、読者は検索結果に表示されるタイトルを上から順に見ていって、「これだ!」と思った記事を読むからです。
ちなみに、検索順位別のクリック率は下記のとおり。
検索順位 | クリック率 |
1位 | 13.94% |
2位 | 7.52% |
3位 | 4.68% |
4位 | 3.91% |
5位 | 2.98% |
6位 | 2.42% |
7位 | 2.06% |
8位 | 1.78% |
9位 | 1.46% |
10位 | 1.32% |
この表からわかることは、検索順位の1位だけがクリックされるわけではないということ。
ブログ記事のタイトルを決める3つの基本
ブログ記事のタイトルを決める3つの基本をお伝えします。
ブログ記事のタイトルを決める3つの基本
基本①:検索キーワードをタイトルに含める
基本②:タイトルは30文字以内にする
基本③:読者を惹きつけるワードを使う【テンプレ紹介】
基本①:検索キーワードをタイトルに含める
検索キーワードをタイトルに含めると、検索順位とクリック率どちらにもプラスの影響を及ぼします。
ブログ初心者でもカンタンに取り組めるSEO対策のひとつなので、必須で取り組むようにしましょう。
とはいえ、機械的にキーワードを詰め込むのではなく、キーワードを左端に詰めつつ自然な文章に仕上げることが大切です。
「ダイエット 自宅 筋トレ」といったキーワードで、試しにタイトルをつけてみます。
「ダイエット 自宅 筋トレ」のタイトル【悪い例】
ダンベル、懸垂マシン、体重計。とにかくお金がかかる自宅での筋トレ!ジムに通うことをオススメします!ダイエットの効率はとても悪い!
上記の場合、
- 文章が機械的(キーワードは含まれているが不自然)
- 余計な情報が多い(タイトルに盛り込むキーワードはなるべく絞り込むことが大切)
- キーワードが右端に寄っている(読者の目につきやすい左端が理想)
といった理由で、タイトルとして不適切です。
「ダイエット 自宅 筋トレ」のタイトル【良い例】
自宅でも手軽にできる!ダイエット効果抜群の筋トレメニュー5選【これさえやればOK】
上記の場合、検索キーワードを左端に詰めつつ自然な文章になっていますよね。
このように、「キーワードを自然な形で左端に詰める」「キーワードを絞り込む」といった基本をおさえつつ、タイトルをつけましょう。
検索キーワードってなに?どうやって出すの?という方は、【SEO対策】キーワード選定の方法と検索ボリュームの調べ方を徹底解説が参考になります。
基本②:タイトルは30文字以内にする
タイトルの文字数は、30文字以内が理想です。
なぜなら、30文字を超えた箇所のタイトルが表示されなくなるからですね。
上記はPCの場合で、スマホだと「36〜41字」あたりまで表示されます。どちらの検索結果にも最後までタイトルを表示させたいなら、「30文字以内」を意識してみましょう。
先ほどお伝えした「キーワードを左端に詰める」理由は、タイトルの文字数がオーバーしても検索キーワードを表示させることができるからです。
つまり、読者がタイトルを見て、記事の内容を理解できればOKということですね。
基本③:読者を惹きつけるワードを使う【テンプレ紹介】
読者を惹きつけるワードをタイトルに含めれば、クリック率を上げることができます。
全部で8つご紹介するので、それぞれカンタンに解説していきます。
数字を入れる
「あなたが成功しない理由5つ」のように数字が入っていると、タイトルが具体的になり、説得力が増します。
悪い例:僕のおすすめ冷蔵庫をご紹介!コスパ最強!
良い例:【2022年】冷蔵庫のおすすめランキング10選!選び方も解説
【2022年】で最新の内容だとわかり、10選で読むハードルを下げています。
初心者訴求のワードを使う
「初心者でもOK」のようなワードが入っていると、読むハードルを下げる効果があります。
悪い例:ブログの始め方を解説!今日からあなたもブロガー
良い例:【サルでもできる】ブログの始め方を初心者の方向けにわかりやすく解説!
「初心者」というワードでなくても、「○○でもできる」のような表現も効果的ですよ。
読者の「知りたい」に応える
「仮想通貨ってなに?」「断捨離する方法」のように、読者の疑問や悩みを代弁してあげると、「この記事なら解決策が手に入る」と思ってもらいやすくなります。
具体例①:【初心者向け】FXってなに?始め方と学習方法を徹底解説!
具体例②:ブログ初心者でもわずか10日で収益化に成功した方法とは?
下記がテンプレです。
- 「○○ってなに?」「○○とは?」
- 「○○する方法」
- 「○○の選び方」
- 「○○の理由」
読者の知りたいに応えるワードはいくつかありますが、タイトルに合わせて使い分けましょう。
ミスリードを誘う
「40代からの投資はムダ!?」のように読者を煽ったり、常識を覆すようなワードは、クリック率を上げる効果があります。
具体例:【40代からの投資はムダ!?】あなたが今すぐ始めるべき3つのこと
記事の内容が「40代から投資を始めても本当にムダです」で終わると読後感は最悪なので、しっかり回収しつつ解決できる内容になっていることが前提です。
権威性をアピールする
「現役東大生」のように権威性をアピールできると、記事の信頼性が増します。
悪い例:東大に合格する方法をサラリーマンの僕が解説します!
良い例:【現役東大生が伝える】東大に一発合格するための勉強法を徹底解説!
良い例の方が、「現役東大生が書いてる記事なら間違いない」と思ってもらえそうですよね。
読者の悩みを言語化する
「ダイエットしても痩せない...」のように、読者の悩みを言語化してあげると、自分ごと化しやすくなります。
つまり、「それ私が悩んでいること!」のように思考とマッチするので、クリック率が上がるわけですね。
具体例:ブログ収益化ができなくて悩んでいるなら、広告を外した方がいい話
上記タイトルの場合、「ブログの収益化ができない」といった読者の悩みを言語化していますね。
解決策もさりげなく提示してあげると、より効果的ですよ。
答えを隠す
タイトルで結論を伝える方法もありですが、あえて隠すことで読者の「気になる」を刺激することができます。
悪い例:痩せるために必要な○つのポイント
良い例:あなたがいくら頑張っても痩せない理由は、○○です。
悪い例の場合、痩せるために必要なポイントの数を隠していますが、そこを隠しても意味がないですよね。
あえて隠すなら結論だけ、ということを覚えておきましょう。
比較する
比較系の記事およびタイトルは、購買意欲のある読者を惹きつけます。
具体例:MacBook ProとMacBook Airの違いは?オススメはどっち?
上記の場合、読者はどちらのパソコンがオススメなのか、違いはなにかを知りたがっています。
両者の違いを解説しつつ、オススメの商品も記事内で伝えれば、購入してくれる確率がグッと増しますよ。
ブログ記事のタイトルの決め方【3ステップ】
それでは、実際にブログ記事のタイトルを決めていきましょう。
ブログ記事のタイトルの決め方【3ステップ】
ステップ①:競合記事のタイトルをチェックする【隠れたキーワードを探す】
ステップ②:読者の検索意図を明確にする
ステップ③:読者を惹きつけるワードを入れ込む【テンプレから流用】
ステップ①:競合記事のタイトルをチェックする【隠れたキーワードを探す】
まずはじめに、競合記事のタイトルをチェックしましょう。
今回は「筋トレ 自宅」といったキーワードなので、実際にGoogle検索してみましょう。
本来、「筋トレ 自宅」で記事の内容やタイトルを決めるつもりでしたが、「初心者」や「器具」といったワードも追加できそうですよね。
今回の場合、初心者の方向けの記事ですので、「筋トレ 自宅 初心者」といったワードをタイトルに含める方針に変更します。
ロングテールキーワードとは?選び方や基礎知識を現役マーケターが解説【SEOに効果的】
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ステップ②:読者の検索意図を明確にする
読者の検索意図とは、言い換えれば「読者はなにを求めて検索しているのか」となります。
ちなみに、読者の検索意図は4つに分けることができます。
4つのクエリ【読者の検索意図】
Knowクエリ:知りたい(「〜とは」)
Doクエリ:行動したい(「〜の始め方」)
Goクエリ:行きたい(「ダイエット ジム 東京」)
Buyクエリ:買いたい(「ダイエット サプリ」)
タイトルを決めるとき、検索意図にマッチした内容にすることがとても大切です。
なぜなら、検索意図にマッチしたタイトルでないとクリックされないからですね。
「筋トレ 自宅 初心者」で検索する人は、Knowクエリの検索意図だと推測できます。もし心配なら、実際ににググって競合記事をチェックすればOK。
読者は、「自宅でもできる筋トレを知りたい」と思っているので、現時点でほぼタイトル完成に近づいています。
ステップ③:読者を惹きつけるワードを入れ込む【テンプレから流用】
ここまできたら、あとはテンプレを流用してタイトルを決めていきましょう。
テンプレは、先ほどご紹介した下記から使います。
テンプレ一覧
・数字を入れる
・初心者訴求のワードを使う
・読者の「知りたい」に応える
・ミスリードを使う
・権威性をアピールする
・読者の悩みを言語化する
・答えを隠す
・比較する
今回は、「数字を入れる」と「初心者訴求のワードを使う」を活用してみましょう。
【筋トレ初心者向け】自宅でも手軽にできる筋トレメニューを紹介【10分でできる】
もし、テンプレを使わなかったり読者の検索意図を理解していないと、「自宅で筋トレするならジムに行った方が100倍効率がいい話」といったようなタイトルになりかねません。
魅力的なタイトルで読者を惹きつけよう
本記事では、クリック率を上げるブログ記事のタイトルの決め方を3ステップで解説してきました。
お伝えしたように、魅力的なタイトルをつけることができれば、読者を惹きつけてクリック率を上げることができます。
SEO対策においても非常に有効なので、妥協せずに魅力的なタイトルに仕上げてくださいね。
今回は以上です。